天童織田の里歴史館(天童市立旧東村山郡役所資料館)

お知らせ

企画展 『天童ガ生ンダ偉人伝Ⅰ ー医ヲ志シタ人々ー』令和3年7月10日(土)~9月5日(日)終了しました。

58日間にわたり、今年度2回目の企画展『天童ガ生ンダ偉人伝Ⅰ ー医を志した人々ー』を開催いたしました。

山形市立病院済生館の前身である私立病院を天童で設立した天童織田藩御典医『武田玄々』と『志田良碩・志田正二』の功績、新型コロナウイルス感染症と同様に恐れられた『天然痘』の予防に尽力した医師『長澤理玄』、さらに天童市立病院の歩み等を中心に展示いたしました。ご来館された皆様からは、「展示資料が盛りだくさんで見ごたえがあった。」とか「昔の蔵増村にあった国民健康保険直営診療所が懐かしい。」等のご感想をいただきました。また、大正時代の『赤紙の種痘接種済証』を模した赤色ポスターは好評で、パンフレットとして増刷しました。医学に関しての企画展は開館以来初めての展示となりましたが、改めていつの時代でも天童の人々のため、医学の確実な歩みにふれ、尽力された多くの皆様がいることを知ることができました。

最後になりますが、この企画展に資料を提供くださいました、『山形市郷土館様、天童東村山地区医師会様、天童市民病院様、市役所市長公室広報課様、個人資料を提供してくださった皆様』に心よりお礼申し上げます。