過去の企画展
-
天童の起源に迫るPart2「化石が語る」-天童の成り立ち
期間:2019年7月2日〜2019年9月8日
天童市で発見された化石を中心にして展示を試みます。また県内で発見された貴重な化石も展示します。化石は物言わぬ時代の生き証人とも言われます。様々な化石から、今につながる土地や河川の成り立ちに迫ってみます。市内の地層から発見された植物化石から、いったいどのような気候を想像しますか。旧朝日村で発見された四本牙のゾウは、私たちにいったい何を語りかけてくれるのでしょう。立谷川では、埋没林が露出し、壮大な年月の経過を私たちに示してくれます。
-
天童の起源に迫るPart1「写真機は語る」-いま甦る菊池新学の技
期間:2019年4月16日〜2019年6月16日
天童市出身の菊池新学は、東北で初めて写真館を構えた写真家です。当時の県令、三島通庸により御用写真家に任ぜられ、県(郡)庁、警察署、学校、随道工事など、数々の作品を残し、写真技術の発展に寄与しました。このたびは、山形市照井写真館(館主照井與泰氏)のご厚意により、全国でも現存するのが2台と言われている全紙版写真機を展示しています。また、上山清光院(湯上氏)のご厚意により、菊池新学撮影の写真データをお借りすることができました。新学の作品に関心のある方や写真の歴史に関心のある方は、ぜひお見逃しなく!!
-
第24回 天童の雛飾り展
期間:2019年2月8日〜2019年3月24日
今から約400年ほど前、山形城主だった最上義光は、最上川の難所と言われた碁点(ごてん)、隼(はやぶさ)、三ヶノ瀬(みかのせ)などを改修しました。河岸の要所には船着き場が整備され、問屋や船宿、舟番所などが設けられました。天童の近くでは、谷地、長崎、蔵増、羽入、船町、寺津などが栄えました。上方(京都、大阪)へは、米や特産物の紅花、青苧、漆、蝋、胡麻などが運ばれました。帰り船に載せられた下り荷としては、干し物、塩、小間物、人形、せとものなどが多かったということです。 その頃天童には、近江商人が進出していて、広く商いをしていたようです。その商人を通じて上方人形が入ってきたのです。 天童の時代雛の特徴は、古いもので京都の元禄雛、比較的旧家に多く残る京都の享保雛があります。江戸時代の後期に江戸で創られた古今雛が出回ってから、表情や衣装の華やかなこの古今雛が天童でも好まれたようです。
-
書初め・絵画・総合的な学習展
期間:2019年1月5日〜2019年1月20日
天童市内の小学生と中学生が学習した作品を展示します。書写・絵画はもとより、自分が暮らす地域のことを調べた成果など、ふるさと自慢が満載の学習作品を展示します。
-
天童のお宝Part3-天童の歴史と文化展
期間:2018年9月19日〜2018年12月16日
写真機の発展と共に、建物や交通機関、人々の労働の様子や、その合間に過ごす娯楽のひと時など、多くの物が写真に収められるようになりました。このたびの展示は、天童の歴史と文化の発展を写真と絵はがきから振り返ろうというものです。自分が幼いころの懐かしいひとこまが見つけられるのではないでしょうか。
-
天童のお宝Part2-天童発掘!お宝展
期間:2018年7月3日〜2018年9月2日
天童市内の遺跡から発見された遺物を中心に展示します。高擶遺跡、砂子田遺跡、板橋遺跡、高擶南遺跡など、縄文時代から中世にいたるまで、 幅広い年代にわたって人々の生活用具などが発掘されています。
-
天童のお宝Part1-明治天皇巡幸と東村山郡役所展
期間:2018年4月17日〜2018年6月17日
明治14年9月、東北を巡幸された明治天皇は、東村山郡役所で昼食休憩なされました、その折の御苦労の様子や準備された食器や玉座など、当時の庶民のくらしの紹介を交えながら企画展示します。