期間:2026年2月5日〜2026年3月22日
春を告げる企画展「天童の雛飾り」は今回31回を迎えます。江戸時代中期以降盛んになったと言われる雛かざり。ここ天童にも、最上川の舟運や羽州街道を経て天童に伝えられ、大切にされてきたお雛様が数多く残されています。企画展「天童の雛飾り」では、元禄雛や享保雛をはじめ江戸でつくられた古今雛、庶民の間で親しまれてきた押絵雛、土雛等、天童の方々が大切にしてきている雛人形や雛道具を展示してきております。今回は昨年度当館に寄贈いただいた武田家(大町)の雛人形を数十年ぶりに展示させていただいています。また、たくさんの雛人形に加え、雛道具・押絵・竹田人形・御所人形、さらに、天童市出身の工人 湯村正作 氏 の漆芸品や、高擶地区で受け継がれてきた赤白の婚礼衣装もあわせて展示させていただきました。お雛様はそれぞれ、大きさや時代はもちろん、表情や衣装も異なります。しかし、どのお雛様にも、お子様の「誕生の喜び」や「健やかな成長への願い」が込められています。それら受け止めてきたそれぞれのお雛様の歴史を感じながらご覧いただければ幸いです。また、人形・漆芸品・衣裳等に見られる日本伝統の技にも注目して鑑賞いただければと思います。