天童織田の里歴史館(天童市立旧東村山郡役所資料館)

企画展

企画展「寺津手人形芝居の世界 ー受け継がれる伝統芸能ー」

期間:2024年7月13日〜2024年9月16日

 今年度第2回の企画展として『寺津手人形芝居の世界 ―受け継がれる伝統芸能―』を開催いたします。寺津地域で誕生した寺津手人形芝居は、明治時代中期、仲島喜五郎が養祖父以来伝わる人形遣いを、父忠次郎とともに仲島人形芝居の一座として結成したものといわれています。当時は巡回興業を行い、数少ない庶民の娯楽の1つとなっていました。その後、一度途絶えましたが、寺津手人形保存会が結成され、再び公演が行われました。現在、寺津手人形芝居は市指定無形民俗文化財に指定されており、関係資料と共に大切に受け継がれてきています。また、寺津小学校の児童のみなさんが、寺津手人形芝居について、総合的な学習の時間における継続した学びは、令和3年度「郷土Yamagataふるさと探究コンテスト」において「最優秀賞(ふるさと探究大賞)」を受賞しました。今回の企画展では、手人形芝居で使用された市指定文化財である人形の頭をはじめとした道具等を展示することを通して、市指定無形民俗文化財である伝統芸能のすばらしさを、さらに、寺津小学校児童の学びの展示等を通して、地域の伝統芸能に興味を持ち、それらを大切にしていこうとする子供達の思いを伝えていきたいと思います。みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げます。また、7月27日(土)の10時から、天童郷土研究会会長である 野口 一雄 氏 によるギャラリートーク「手人形芝居と人形作家たち」(要入館料・定員25名)も予定しております。申込は当館へ事前に電話をお願いします。

令和6年度 年間ポスター 1

期間:2024年4月1日〜2025年3月31日

令和6年度のポスターは「天童市地域おこし協力隊」の長瀬亮さんよりドローンを使って撮影していただいた本館の迫力ある画像を使わせていただきました。

令和6年度 年間ポスター 2

期間:2024年4月1日〜2025年3月31日

令和6年度は5回の企画展と2回のミニ企画展を開催いたします。皆様のご来館をお待ち申し上げます。